女性としての「~のかけら」を徒然なるままに・・・。

ガルシア=マルケスの「百年の孤独」をご存じでしょうか。
今年の夏にやっと文庫化されて以降、何かと話題の本です。
我が家には、15年ほど前に買ったハードカバーの「百年の孤独」があるのですが
実は私、その頃に一度読み始めて、読了できずにギブアップしておりました。
元々は、子供の希望で買った本でしたが
私の読書レベルなぞ・・・「百年の孤独」と言われて思い浮かぶのは、焼酎の「百年の孤独」という程度のものだったので
子供が読み終えて放ってあるのを手にした時は、”ちょっとかっこいいタイトルだし” なんて
軽いノリで読み始めたに過ぎなかったのです。
同じ名前がいったい何人いるんだ?
まさか「戦争と平和」並みの登場人物(559人でしたっけ?)が出てくるわけじゃないよね?
理解できない・・・
そして15年の時を経てこの度、めでたく読了できました!
しかしこの本、全部で500ページくらいあるのですが、実は今回も150ページくらいで、早くも手が止まってしまいました。
再度のギブアップを経て、もしやお蔵入りか?・・・の予感。
登場人物のキャラや行動があまりにぶっ飛んでいて意味不明なので、全く共感とか感情移入ができなかったせいか
次はどうなる?その次は?と、先を知りたくなる衝動に駆られて読み進める勢いが湧いてこなかったのです。
結果として読み終えることができたのは、一旦離れて再度戻った後からは
登場人物をいちいち理解しようとするのを止めたからかもしれません笑
無節操な息子たち、洗濯の途中でいきなり昇天した娘、死んだはずなのに何度も生き返っている隣人、そこかしこに出現する亡霊・・・
全く普通に思えない状況も、こういうことなんだから仕方ないと諦めたというか、受け入れたというか
心理的に根を詰めずに、意味不明なところはいっそ端折って読んでしまえ!という感じでしょうか。
ただ、最後の1段落。
これまでの四百何十ページが、この1段落のためにあったのかと思えるくらい
紐づけられて回収されていく感じは、何とも言えない到達感を覚えました。
孤独とは? 愛とは? 家族とは?
そんな壮大なテーマが語られているのかもしれませんが
「いろんな人がいて、人それぞれってこと?」・・・拙い着地で終了です笑
