Piece of ~ <vol.22>

女性としての「~のかけら」を徒然なるままに・・・。

先日、同級生のお墓参りに行ってきました。
彼女とは、小中高と一緒で、特に中学高校の頃はほとんど毎日一緒に下校していた仲でした。

最後に会ったのはコロナ禍になる前の2018年、田舎に戻った彼女のお見舞いに行った時です。

その時の彼女は声を出すのも辛そうで、私の知っている彼女とはあまりにかけ離れていて
私は、なぜだか見えない敵に対する怒りのようなものを感じ、ひとり勝手に打ちのめされてしまいました。

そしてその日、「また来るね」の言葉を残し、早々に引き上げてしまったのです。
今思うと、目の当たりにした光景が信じ難く、現実から目を背けたかったのかもしれません。


なんとも情けなく、不甲斐ない自分。
後ろ手にドアを閉めた直後から、もっと彼女と一緒にいるべきだったという後悔に苛まれたにも関わらず、もう一度開ける勇気は出なかったのです。

その後、コロナ禍で首都圏から地方への越境がNGとなり様子見している間、何度メールしても彼女からの返信は来なくなりました。

快方に向かっていれば、私に連絡が来ないはずはない。
そう思いながら、でもそうだとすれば・・・と悪い予感に蓋をしながら数年が過ぎました。

彼女は、私と会った翌年に亡くなっていたそうです。
私は、そうとは知らず、何年も心に引っかかったまま彼女を思っていたことになります。

彼女の墓前で手を合わせ、彼女に語りかけたのは「ごめん。あの時もっと長く一緒にいればよかった。私が逃げ出したばかりに、ごめん。」の、後悔の言葉。

「人は無くしてしまってから後悔する」
親を突然亡くした時にあんなに身に染みたはずなのに、またしても・・・
私にとって、親友と呼べるのは彼女だけだったのに、その親友の今にまっすぐ向き合えなかった。
私は、彼女の死を知ってからずっと、人の生き死にについて考え続けています。